【分かりやすいと評判】恋愛漫画『めぞん一刻』を徹底解説

Chill
Chill Point

✓この記事にオススメの方
・『めぞん一刻』を聞いたことはあったけど。。
・最強の恋愛漫画を知りたい
・ノスタルジックな恋愛に憧れがある!

さて今回は、恋愛漫画の金字塔『めぞん一刻』について徹底的に解説していきたいと思います。誰しもが一度は内容は知らなくても『めぞん一刻』というフレーズは聞いたことあるのではないでしょうか?パチンコなどでも専用の実機があるほどの大人気で定番のシリーズにもなっているほどです。

チルメン
チルメン

僕はこの『めぞん一刻』から”愛”を学びました。。

この『めぞん一刻』は『らんま1/2』や『うる星やつら』、『犬夜叉』などの名作を手掛けている『高橋留美子』先生による日本の恋愛漫画作品です。他にも下記のような多くの作品を手掛けています!

SHOGAKUKAN公式サイト参照

また、『めぞん一刻』は『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)誌上において、創刊号である1980年11月号から1987年の19号まで連載されていた、少し昔の恋愛漫画作品となっています。1986年にはアニメ化と実写映画化がされ、1988年にはアニメ映画も作成されています。また、実は2007と2008年にはテレビ朝日系列でテレビドラマが2本製作され放映もされていました。今もなお人気は衰えず、少し古いデータになってしまいますが『2007年5月』時点で累計発行部数は2500万部を記録しているくらいの圧倒的な人気を誇っています。

チルメン
チルメン

引き込まれる『ノスタルジックな恋愛』がなぜかハマる。。

そんな、恋愛漫画の金字塔とも言われている『めぞん一刻』を解説していき、少しでも魅力をお伝えできればと思います!

スポンサーリンク

『めぞん一刻』の物語概要

時代は連載当初の時期と同じく『1980年代』頃となっています。舞台は『時計坂』という街を中心として物語が構成されておりその街の『一刻館』という古い木造アパートの住人『五代裕作』と、管理人としてやって来た若い未亡人『音無響子』を中心としたラブストーリーとなっています。

チルメン
チルメン

描かれる風景は西武池袋線の『東久留米駅』の北口の一帯がモデルではないかと言われていて、聖地巡りが今でも行われていますよ!

人よりも苦労を背負い込んでしまう『世渡り下手』な無名大学出身の『五代』が就職浪人を経験する中で一刻館に住む住人たちと慌ただしい生活を送りながら、亡き夫へ操を立てるがゆえの真面目さを合わせ持つ、可愛すぎる管理人で『音無響子』さんとの織り成す恋愛模様がとにかく引き込まれます。登場人物はそれぞれが際立った個性を持ち合わせていて『非常識のかたまり』とも言える一刻館の住人をはじめとして、アクの強いキャラクターたちが織り成す奇妙でおかしな行動の数々も、物語の重要な要素でもあります!

チルメン
チルメン

響子さんカワイイ。。

『めぞん一刻』は単行本で15巻とそこまで長編でもないので読みやすいのではないかと思います。また、アニメのデジタルリマスター版もありますのでそれでも見ていただけると思います。(この辺の説明は後ほど!)では、先程大枠の概要は説明させていただ来ましたがこの『めぞん一刻』を各章に分けてご紹介していきたいと思います。

序盤|『響子さんとの出会い』~恋に気づくまで~

『五代』の住む『一刻館』の大家である『響子さん』の義父が管理人の仕事を勧めたところから始まります。響子さんは夫であった『惣一郎さん』を1年前に亡くし、長い間気持ちの整理がつかずに蟠った生活を行っていました。義父である『惣一郎さんの父』が『響子さん』に一刻館の管理人の仕事を薦めたのは、少しでも寂しさが紛れればという心遣いでありました。

程なくして、一刻館の住み込み管理人として働き始める事を決めた響子さんが一刻館に挨拶をしに訪れた時に本作の主人公である五代と初めて出逢います。

チルメン
チルメン

ベタな展開ですがココで一目惚れします。(笑)

響子さんは日々、様々な住居人と和気あいあいと生活しながらなれない仕事に多忙な毎日を過ごします。一目惚れであった五代の想いは薄々と知りながらも、いつも素知らぬ態度で五体の気持ちに対してはぐらかす響子さん。そんな日々が続く中、五代にも彼女候補的な存在が現れます。それが『こずえちゃん』

響子さんは、そんなそっけない態度でありながら五代がガールフレンドであるこずえちゃんと親しげにしているのを見聞きするとつい、やきもちを焼いてしまうのです。

チルメン
チルメン

ツンデレすぎん?(笑)

そして、他の住人たちは五代の恋愛に対して、酒の肴として五代の部屋に押しかけては彼の恋路の一喜一憂を連日宴会騒ぎをして楽しんでいるのです。昭和のまだメディアでの表現に対する法律などが緩かった時代なので、普通にドきつい表現などもあるので、素直な人たちでこいつらまじで最高すぎる。(笑)

そしてもう一人ここで重要人物が登場します。響子さんは同居人であるおばちゃん『一ノ瀬さん』のお誘いで一緒にテニススクールに通うことになり、そこで知り合ったコーチの『三鷹瞬』からも熱心なアプローチを受けることになり五代の恋のライバルになります。

チルメン
チルメン

ハイスペック過ぎるイケメン(笑)
歯がキラーンッ。

という感じで序盤は響子さんが少しづつ五代に対しての『恋愛感情』に気づきつつある中で、恋のライバルが現れるなどこれからの物語の発展を示唆する描写が多いです。少々イカれた同居人たちも、響子さんと五代の恋に重要な影響を与えていきますので乞うご期待ですね。

中盤|『響子さんと結ばれる?』~すれ違う想い~

歳月を重ねる中で彼らのそれぞれの人生に変化が訪れます。五代は就活がうまく行かず大学を卒業した後、少しの間『就職浪人』の期間中、周囲の人達に助けられながら『保育士』を目指します。しばらく続いた五代と響子さんと三鷹の三角関係であったが、なかなか煮えきらない距離感に動きがあります。

響子さんが一刻館の管理人の就任とともにやってきた、犬の『惣一郎』が大の苦手だった『三鷹』は、ひょんなことから犬好きの女性とお見合いをすることになりました。また、犬嫌いを克服するために『マッケンロー』という犬も飼い始めます。ん?・・待てよ。惣一郎?

チルメン
チルメン

犬の名前も『惣一郎』なのは、ん?・・となりましたよね(笑)当初は五代も混乱してました。

響子さんに熱烈な大人のアプローチをしていた『三鷹』はお見合い相手にベタ惚れされ、犬が関係しているひょんな勘違いが元でお見合い相手にプロポーズするに至ることになります。三鷹が三角関係から離脱した当時、五代と響子さんも喧嘩をするなど各々の関係性に変化が訪れ始めていたのです。

この時期から徐々に響子さんは五代に対する自らの想いに素直に向き合おうとします。

ところが、それでもすれ違いの関係は続き、五代も五代で中々煮えきらない。。このもどかしい距離を縮めていっそ”楽になりたい”と考えた響子さんは、やっと気持ちを素直に表現するようになり、自ら五代に体を委ねる決意を見せるが、五代が響子の亡き夫『惣一郎さん』を意識してしまったために中途半端に終わります。。

チルメン
チルメン

めんどくさい女だぜ。

しかしながら、すでに五代も響子さんもお互いの気持ちが確かであると自覚する段階へと達していたので、一刻館で二人きりとなったその晩、ついに結ばれて共に朝を迎えた五代に対して、ようやく響子さんは本当はずっと好きだったことを告白するんです。

人はだれしもがプライドを持っていてそれが自分の素直な気持ちや行動を表現するのに邪魔になることがありますが、『失いそうになって気づく』という儚さや、恋は『素直が一番』という事を物語っている章でもありましたね。

終盤|『決心』~惣一郎さんへ誓う愛~

五代は響子さんとの結婚を控え、これまでずっと大事にしてきた亡き夫『惣一郎さん』の遺品を義父へ返すことにしました。響子さんこれはこれまででずっと、五代が『惣一郎さん』と自分を比較し劣等感を抱いていた事を知っていたので、響子さんなりのけじめと五代の気持ちを配慮してのことであったのだと思います。

遺品を返した事を惣一郎さんへと報告するために響子さんは惣一郎の墓前へ赴くが、そこには偶然にも五代がいた。惣一郎の墓前で五代は『出会った時に既に響子は心に深く惣一郎を刻んでおり、そんな響子を自分が好きになった。だからそれゆえに、響子の惣一郎への想いをも全て含めてずっと響子を愛していく』ということを誓います。

チルメン
チルメン

これは最強の名シーンです。


その、五代の言葉を気付かれぬ場所で聞いていた響子さんは、五代と出会えたことを亡き『惣一郎さん』も喜んでくれると確信しました。改めて五代の前に立った響子さんは、五代と新しい人生を歩んでいくことに迷いは無く、惣一郎さんの遺品について五代は無理に返さなくて良いと言ってくれたのだが、響子は「いいの。……これでいいの。」と毅然と言い、惣一郎さんの墓前で改めて五代との出会いに感謝する描写で一旦締めとなります。

結婚後も五代と響子さんは一刻館で暮らしています。翌年の春には長女『春香』も生まれ、しばらくは共働きで、管理人の仕事も続けるつもりでいるようでした。五代は早々に新居を探すつもりでいたが、引っ越し代も馬鹿にならないというのが響子さんの言い分でもあり何よりここは、ふたりが初めて出会った場所でもあるので、思い入れが深いのだと思います。

とココまで全体的な大枠の内容を章を分けてご説明しましたが、語りたりませんね。。。もっと、響子さんの嫉妬するシーンや、三鷹に心が揺らぐシーン、そして五代が同居人の『朱美さん』と交わり未遂があったりとか。。(笑)とにかく、ノスタルジックな恋愛模様とすれ違う愛、そして同居人とのアットホームで愛の深い関係性など『ああ、この時代に生まれてみたかったなぁ』と思うこともしばしば。ぜひめぞん一刻を見てほしい!!!!

『めぞん一刻』を見る方法はあるのか?

少々、昔過ぎる作品でもありますので今でも見れるのか?・・と疑問に思う方もいらっしゃるかと思いますが『めぞん一刻』を見る方法は結論あります!まず『アニメ』に関してはデジタルリマスター版が展開されていて各種用の動画コンテンツサービスから見ることが可能です。

上記の動画メディアで見ることが可能です!また、2週間限定で無料など様々なキャンペーンもやっていますので、そのキャンペーンなども活用しているのが良いかと思いますよ。

チルメン
チルメン

見始めたら止まらなくなるぞ!(笑)

そして、『漫画』に関しては下記のサイトで閲覧可能です。個人的には『漫画』のほうがアニメにはないストーリーや描写などもあるのでオススメですよ!

などのアプリで閲覧することが可能です。マンガの場合は課金などの必要が出てきますのでお財布との相談になると思いますが、後悔することは無いと思いますし何度でも読み返せる最強のストーリーです。

まとめ

いかがだったでしょうか?『めぞん一刻』は古き良き時代の雰囲気を醸し出しつつ深い愛を知れる恋愛漫画の金字塔です。私はこの漫画から『愛』を深く知ることが出来ました。パチンコで『めぞん一刻』の台もシリーズ化されていますが、そのストーリーには響子さんと五代のその後のストーリーの描写が描かれておりファンにとっては非常に興味深いのではないでしょうか?

チルメン
チルメン

感動的すぎて涙出そう。。。

間違いないと断言できますので『めぞん一刻』をぜひ見てみてください!

タイトルとURLをコピーしました