謎多きアーティスト『Banksy(バンクシー)』を徹底解説

Chill

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話題のバンクシーをもっと知りたい!
情報が多すぎてわかりづらい・・
何が魅力なのかわからない。

神出鬼没のアーティスト『Banksy(バンクシー)』。 世界中の様々なストリート、壁、橋などに突如描かれる、政治的なメッセージ(社会風刺)を込めたグラフィティアートがとくに有名です。皆さんも最近『Banksy(バンクシー)』を知らずとも耳にする機会が多いのではないでしょうか? ロンドンやニューヨークにある世界的規模の美術館・博物館にゲリラ展示を行うなど、アーティストとしては非常に過激なスタイルで知られています。2018年にロンドンのサザビーズ・オークションで起きた『シュレッダー事件』は皆さんの記憶にも新しいのでは無いでしょうか?この事件は様々なニュースで大きく取り上げられ、日本でも『Banksy(バンクシー)』の名前が広く知られることになりました。

チルメン
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オークションで約1億4,000万円で落札が決まった瞬間、会場にアラームが鳴り響いて額縁にあらかじめ仕掛けられていたシュレッダーが作動した映像は驚きだったな・・

日本でも定期的に個展が開かれ毎回人気となっており私もすべての個展に訪れては『Banksy(バンクシー)』の作品のメッセージ性には考えさせられることが多く、虜になっています。そんな、謎多きアーティスト『Banksy(バンクシー)』の魅力や代表作、そしてそもそも何者なのか?なども含めて解説をしていきたいと思います。

⇧あっちゃんがわかりやすく面白く解説をしているので参考までにこちらも見てみてください!

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『Banksy(バンクシー)』とは?

『赤い風船と少女:Girl with Balloon』2006年

バンクシーはイギリスを拠点とする『素性不明』のアーティスト、政治活動家、映画監督と言われています。 『Banksy(バンクシー)』の作品は政治および社会批評の作品は、世界各地のストリート、壁、および都市の橋梁に残されています。

チルメン
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なぞが多すぎる・・

色々と調べていると『Banksy(バンクシー)』が逮捕された?素顔なども明らかに?というコンテンツを見かけることがありますが米国のパロディーメディア(虚構新聞のようなもの)にて公開がされていたりなど情報が混在していますが、これまでに何度も様々な名前や顔写真が『Banksy(バンクシー)』のものだとして報じられてきましたが、その真偽はいまだ不明のままです。『Banksy(バンクシー)』の身元が長い間不明である理由は、彼の作品の代名詞である街中の各所に描かれる作品が『落書き(器物破損)』に該当するおそれがあるからだと言われています。

チルメン
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俺の家に描いてくんないかな。(笑)

ちなみに彼は『Instagram』を自身で定期的に更新しており特徴的なメッセージをネットでもアップしていたりもするので是非、見てみてください!

『Banksy(バンクシー)』の代表的な作品

さて、そんな謎多き魅力的なアーティスト『Banksy(バンクシー)』の代表的な作品を込められたメッセージの解説とともに5つほどご紹介していきたいと思います。是非、自分のお気に入りの作品を見つけて見て下さい!では早速見ていきましょう。

『花束を投げる男:flower bomber』 2003年_パレスチナ

覆面姿で『爆弾(火炎瓶)』を投げつけようとしている少年の手には花束が握られています。火炎瓶の代わりに花束が描かれたこの絵は、暴力やテロに対するアンチテーゼ、平和への祈りのメッセージが感じ取れる作品です。描かれたパレスチナ地域の内部紛争の中”武器ではなく『愛』を持つことこそが平和への道”というメッセージが込められているという解釈ができると思います。

『花束を投げる男:flower bomber』 2003年_パレスチナ
チルメン
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バンクシーの作品の中でもっとも有名な絵の一つで一度は見たことのある方々も多いのではないでしょうか?

『赤い風船と少女:Girl with Balloon』2006年_シリア

シリア内戦に対する反戦キャンペーンの作品としてシリア難民を描いたとされていて、赤い風船は少女を空高く持ち上げ、焼けこげた建物や、銃弾の跡がのこる壁などの厳しいカオスな環境からから彼女を連れ去る『希望の象徴』であると言われています。

『赤い風船と少女:Girl with Balloon』2006年_シリア

冒頭記述したように『シュレッダー事件』で『Banksy(バンクシー)』の名を世界に知らしめた作品とも言える代表作です。この事件をきっかけに、作品のタイトルはバンクシーの作品を管理する専門機関『ペスト・コントロール』によって『Love is in the Bin(愛はごみ箱の中に)』と改題されました。

様々な憶測が飛び交っていますが『Banksy(バンクシー)』はそもそも設けるためにアーティスト活動をしているわけでなく、社会に何かしらのメッセージを伝えたいという想いから活動をしています。その考えで創り上げてきた作品に高値をつけて、儲けている商業主義の方々に目の前で1億4千万円以上の作品を一瞬で粉々にして見せる事で皮肉に近い強烈なインパクトを与えたかったのでは無いかと考えられています。

チルメン
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そこまでが一連の作品の一部であるというストーリー性には驚きを隠せない・・

『Laugh now, but one day we’ll be in charge』2002年_イギリス

サルが首から下げた付けたボードに書かれている言葉は『Laugh Now, but one day we’ll be in charge』で日本語に訳すと『今は笑うがいいさ。しかし、いつか俺たちが管理する時が来るから』という少し理解の難しいメッセージになっていますが、この作品は彼が無名の時に描いたものだといわれ社会的地位の低い若者の気持ちを表現しているとされています。

『Laugh now, but one day we’ll be in charge』2002年_イギリス
チルメン
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この言葉かっこいいよな!

『PARKING』2010年_ロサンゼルス

ロサンゼルスの駐車場に描かれた作品で『PARKING』から、“KING”を消して『PARK』になっていることから、子供たちの遊び場であった公園が駐車場へと姿を変え『子どもたちの遊び場』が大人の勝手な事情で無くなってきてしまっていることを伝えた作品です。

『PARKING』2010年_ロサンゼルス
チルメン
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便利な世の中になった反面、色々と大事なものが犠牲になってしまっていることに対する皮肉にも感じますね。

『落ちるまで買い物をする:Shop ‘til You Drop』2011年_ロンドン

ロンドンの高級ショッピングビル街の壁にショッピングカートに商品を入れた女性が、カートを手にしたまま転落する様子が、ビルのかなり高い部分に描かれています。落ちていてもカートを手放そうとしない女性から感じるメッセージとしては、大量生産・大量廃棄そして消費主義のこの時代を風刺した作品だと考えられます。

『落ちるまで買い物をする:Shop ‘til You Drop』2011年_ロンドン
チルメン
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どうやってビルの高い部分に描いたのかということでも大きな話題となりました。

という感じで5ほど私の好みで作品をピックアップしてご紹介させていただきましたが、他にも多くの作品を『Banksy(バンクシー)』は世に残しています。定期的に日本でも個展が開催されていて、最新の作品や彼の作品を起用したグッズなどもありますので是非足を運んでみて下さい!

まとめ

今回は『Banksy(バンクシー)』についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?多くのメッセージ性の強い作品に夢中になること間違いなしです!今では『Amazon』などでも本物は流石に無いですが、同じデザインのレプリカを安価に購入をすることなどもできますのでお気に入りの作品を家に飾ってもいいかもしれませんね。これからの『Banksy(バンクシー)』の活動にも目が話せません。

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