さて、今回は最強の『Chillスポット』をご紹介していきたいと思います。表題にもある通りこの沼津市にある『戸田(HEDA)』(旧:戸田村)は都心から車で約2時間ほどでアクセスできる『西伊豆』に位置しているのどかな漁村です。実は筆者は毎年生まれた頃から家族でこの地に訪れており想い出がいっぱい詰まった第二の故郷といっても過言ではない場所です。
生まれてから毎年この戸田に行ってるとなると『25年以上』は来てるんだよね・・まさか、戸田の記事を紹介できるまでに成長するとは感慨深い。
駿河湾に向けて独特な形で延びる御浜岬に囲まれた戸田港を中心に、古くから漁業のまちとして栄えてきているこの沼津市『戸田』は、海ごしに見ることのできる『富士山』の絶景や、自然豊かな景観の数々、そして駿河湾から水揚げされる世界最大の『タカアシガニ』をはじめ、他の場所ではめったに食べられない『深海魚』料理の数々を楽しむことができるなど、戸田村ならではの楽しみ方ができるオススメのChillスポットです。
実は、毎年この『戸田』は過疎化が進んでおり年々人口も減少していることも事実です・・この記事を通して少しでも『戸田に行こーぜ!』という人が増えたらめっちゃ嬉しいです。いつもとは違った気持ちで全力で紹介していきたいと想います!!
今はこの『戸田(HEDA)』を再起させようと奮闘している方々も増えているようで、その様な方々も少しこの記事では紹介していけたらと思います。
コミュニケーションも複雑化し昨今の影響で『働き方』なども見直されてきている時代で、人の生き方というものの多様性が広がってきています。そんな中で、人々の心の安定性や健康に対しての関心や考え方が変わりつつあるという点に着目したときに、この『戸田(HEDA)』は心に平穏を取り戻してくれるスポットにもなると思います。都心の様な派手さは確かに無いけど、どこか『懐かしく』そして『暖かい』この『戸田』の魅力が伝わったら嬉しいです!!
毎年この防波堤から海に飛び込んでます。(笑)
『戸田(HEDA)』って何?
〒410-3402
静岡県沼津市戸田
この沼津市『戸田(HEDA)』は静岡県の伊豆半島の西側にある小さな地域です。山に囲まれた港町となっていて、沼津からの船便か車で峠を超えてこないとこの『戸田(HEDA)』に入ることが出来ないのでアクセスの部分が少々ネックではあります。定期的に修善寺駅からバスなども出てますので、電車でお越しの際はJR東海道新幹線で『三島駅』下車、伊豆箱根鉄道に乗り換えて終点『修善寺』まで行き、修善寺からは東海バスで戸田温泉で下車することとなります。
なかなか辿り着くまでの道のりは厳しいところもありますが、その分『戸田』の海の綺麗さや透明度。そして自然豊かなロケーションとここでしか食べれない『深海魚料理』など多くの魅力が待っています!
詳しいアクセスは下記にわかりやすく説明されていますのでご覧下さい!個人的には車でバーっと言ってしまったほうがオススメです。(笑)
伊豆半島の西海岸に位置する『戸田』は、海・山・川・空の豊かな自然に囲まれた小さな港町として、三方を山に囲まれ、一方は水深2,500mを誇る日本一深い駿河湾に面しています。駿河湾越しの雄大な富士を仰ぎ、ゆったりと時が流れるその空間では、都会の喧騒とかけ離れたあなただけのMellowな時間をを愉しむことができると思いますよ!
『戸田(HEDA)』のオススメポイント
さてここからは20年以上『戸田』に行っている私から戸田のオススメポイントを紹介していきたいと思います。色々と昔と変わったところもありますが、変わらない魅力を中心にお伝えをしていきたいと思います!間違いないChillスポットです。
No.1|御浜岬(みはまみさき)
なんと行っても『戸田』の魅力は 海の透明度。水質は全国トップクラスで全国の海水浴場の中でもとある調査では800以上の海水浴場のランキングの中でもトップ10には毎回ノミネートする権威を取るほどの水質です。個人的には海といえば代名詞の『沖縄』よりも綺麗で透明度も半端ないと思っています。
とある専門家の話では『駿河湾の水深が影響した』と考察してるようで、汚れが溜まりづらい地形である点や流れ込む『富士山由来』の河川の水質がきれいなことなどが背景にあると推測しています。この戸田の海の水質の良さは全国的に認知度が低いようでその点も、沼津市の観光戦略的にはアピールをしていきたいところですね!
やばすぎるだろ。めっちゃ綺麗やねん。生まれた頃から夏は『戸田』に来ていましたがこの風景は20年以上ずっと変わらず、この防波堤から海へ飛び込む事が僕の夏休みでした。(笑)
この、海の入口の『赤い鳥居』が気になった方もいるのではないでしょうか?この赤い鳥居は戸田のシンボルと言っても過言ではない『諸口神社』の鳥居になります。御浜岬の先端に鎮座しており、御浜岬と湾を挟んだ戸田の中心街からも、御浜岬にあるこの神社の赤鳥居が見えます。航海、漁業者の守護神として厚く崇拝されています。
この、赤い鳥居越しに見える富士山がとんでもない絶景なんですよね。
No.2|沼津市戸田造船郷土資料博物館
先程ご紹介した『諸口神社』の裏には『沼津市戸田造船郷土資料博物館』があり戸田漁業者の協力により集められた約300種類の駿河湾を中心に生息する深海魚を標本展示していて、生きた化石といわれるラブカなど他では中々お目にかかれない珍しい魚をたくさん見ることが出来たりもします。また、戸田の歴史を知ることも!沼津市戸田造船郷土資料博物館に併設され、深海魚約300種類を展示しているだけでなく、戸田の歴史を知ることのできる数々の遺産を拝見することができます。この貴重な標本のほとんどは戸田の漁業者や居住者の方々の協力により集められています。
過去『ココリコの田中』さんが戸田深海魚大学特任教授に就任したことでも一時的に話題を集めたスポットでもありました。(現在は契約満期?)
No.3|深海魚料理(タカアシガニ)
戸田は駿河湾の『深海魚料理』が名物として有名ですがその中でも世界最大のカニ『タカアシガニ』が戸田の名物としてその名を知られています。タカアシガニは深海に生息し、大きさの割に身が少ないことからかつては全国的にもあまり食用として重要視されていないものでしたが、1960年に戸田の旅館の主人が「タカアシガニ料理」を始めてから、戸田の名物としてその名を知られるようになったと言われています。
毎年、家族で夏はこのタカアシガニを囲んで食べましたねー。懐かしい・・・
調理方法もとても難しいらしく水から上げて放っておいてしますと、タカアシガニの身がどんどん溶けて水になってしまうと言われています。また、良くある調理方法として『ボイル』にする場合は、少し方法を間違えると身が溶けてなくなってしまいますので、美味しく調理するには熟練の技が必要になるらしいです。。。
その中で、戸田の『高足ガニ職人』の店『かにや』は長年の試行錯誤を重ねた末、独自の調理方法を編み出し『年間3万人』もの来店者店内には大量の活きた高足ガニが提供しているお店があります!メディアにも多く取り上げられていたりもします。
店名 :かにや ※食べログ 電話番号:0558-94-2235(代) 営業時間:10時30分~16時00分 定休日 :月曜日/火曜日 予約 :可
店内にはタカアシガニを飼育している生簀があり、何処よりも間近で『タカアシガニ』を見ることが出来ます。戸田の名物をここまで間近に見ることができる場所は中々無いと思いますよ!
そして、この昔から戸田ではタカアシガニの大きな甲羅に怖い顔を書き玄関に吊るし、魔除け・厄病除けの呪物として使用されていたりもしています。
今も実家に飾られているんだろうなー(笑)
戸田のNewスポット『Tagore(タゴール)』
そして最近、戸田の再活性化を狙ったプロジェクト?なのかな。2019年6月に宿泊施設『Tagore Harbor Hostel』がオープンしました!メインとなるゲストハウス『Tagore Harbor Hostel(タゴールハーバーホステル)』と珈琲焙煎所『Archipelago Roastery (アーキペラゴ・ロースタリー)』という二つの施設を核として戸田の活性化を狙った街作りにも取り組んでいるようです。
僕は本当にこういったプロジェクトが発足されて嬉しいしめっちゃ応援してます!
この『Tagore Harbor Hostel(タゴールハーバーホステル)』は1階にバーラウンジ、2・3階に客室を持つ施設となっていて、戸田湾の景色を一望できる客室となっています。廃民宿をリノベーションしたホステルとなっており、こだわりのある落ち着いた店内と戸田湾のロケーションがめっちゃChillなスポットとなっています。サイトの作りもかっこいいですよね!
戸田に対するメッセージ(想い)も共感することが多く今後の活動も期待ですね!
この景色最強にChillじゃない?窓も大きくてベットから戸田湾を一望できる部屋に泊まってきました。
このTagoreの活動はゲストハウスなどだけではなく、様々なイベント開催して地域の方々との交流を深めたりSNSを通じて戸田の魅力を発信しています。下記が公式Instagramとなります!
そしてもっと興味深いなーと感じたのが戸田地域の魅力ある方々にフォーカスして紹介を行っていく『Humans of Heda』というメディアも展開しており『人』にフォーカスして様々な戸田の歴史や魅力を伝えています。
ほんと良い取り組みですよね!何かしらの形で僕も貢献したい・・・(笑)
上記以外にも沼津市が力を入れ始めているのか、戸田の魅力を伝える新サイトを展開していたりなど様々な変化が起き始めていますので、ぜひこのようなメディアなどもご覧いただき 戸田へと訪れてみてください!
まとめ
私の第2の故郷『戸田(HEDA)』はいかがでしたでしょうか?圧倒的な水質とロケーション。そして駿河湾料理の数々と落ち着いた町並み。めっちゃChillでMellowな時間を過ごせると思います。
戸田村には『民宿』などを中心に宿泊施設が存在していますが徐々に縮小傾向にあることも事実です。私が毎年泊まっていた宿も直近の情勢の影響を受けて宿を諦め去る終えなくなってしまい、1つの大事な想い出が詰まっている場所がなくなってしまいました。戸田村は『海』も綺麗で『自然豊か』そして、人の温かみがある懐かしい場所です。そんな戸田の魅力を伝え続けている『Tagore(タゴール)』を僕は応援していますし、何よりも戸田の魅力がこの記事を通して少しでも伝わってくれたら嬉しいです!