【メタ認知】物事を前向きに楽しむ”秘訣”

Business Mind
Point

✓この記事にオススメの方!
・周りと比べて「劣等感」を抱きやすい
・不利な環境になると「感情が出る」
・人間関係で悩むことが多い

突然ですが「メタ認知」って知ってますか?結論から申し上げますと「自分が物事を認知している状態を、客観的に認知している状態」を指します。「いやいや。なんやねんそれ!」って思う方もいるかと思いますが、最近、企業の人材育成や人間関係において注目をされている、1つのマインドセットになります。つまり、現在自分自身が行っている行動や思考そのものを「認知」の対象として、自分自身を客観的に認識する能力をメタ認知能力とよびます。実は、このメタ認知能力が高い人ほど結果を出していると、およそ10年ぐらい前から言われているようです。

「自分自身を冷静に認識できるようになる」=「セルフモニタリング」やコントロールが可能となるので、主体的「問題解決」や「目標達成」に向けた戦略策定におけるスキルを向上できるでしょう。その為、 近年のビジネススキルとして有効性が注目されており、人材育成の場面などで活用されています。

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メタ認知が「高い人」と「低い人」の違い

“高次(メタ)”なレベルつまり客観的な視点で「知覚・情動・記憶・思考」などの自分の行動を“認知”することと定義付けを致しました。簡単に言うと遊○王でお馴染みの「もうひとりの僕」的なイメージですかね(笑)

ではこの「メタ認知」能力が高い人とそうでない人との「差」はどのような形で現れると言われるのか?下記に簡単に診断項目を作ってみましたので、まずは簡単にセルフチェックしてみて下さい!

チルメン
チルメン

【メタ認知度チェック!】


□ 物事の判断において
 「感情」に左右されやすい

□ 自分が正しいと思うことが多く
 意見を曲げない


□ 同じミスを繰り返すことが多い


□ 気分を害した途端
 「感情的」になる事が多い


□ 自分のことをあまり
 好きではない。知りたくない

いかがでしょうか?

もしあなたが「3つ以上」当てはまるならメタ認知の伸びしろは大きくあると考えられています。人間は自分だけが特殊だと思いがちな生き物ですが、あなた自身を構成するのは、残酷なことを言いますが良くも悪くも、周りの人間の「評価」です。一歩引いて社会全体を見渡すと、自分の置かれている状況がわかり、自分自身の未熟さを知ることができます。要は、相手を受け入れ比較をしてみるという事ですね。自分の置かれている状況を理解できると自分がどう行動していけばよいのか自ずとわかってくるはずです。

逆に、冷静に自分を含めた全体の状況を把握することで、同じ失敗を防ぎ、人間関係を良好にすることが可能です。こうした思考回路を持っている人は、総じて人間関係の構築がうまい人や仕事ができる人が多いという結果もあるほどです。

チルメン
チルメン

ではメタ認知の高い人はどんな人だと思いますか!特徴をまとめてみました。

  • 客観的に自分を見つめ行動が出来る
  • 相手への「気配り」が上手
  • 良好な対人関係を構築できる
  • 自分の上限を把握している
  • その為、ミスを防ぐ為の行動予測ができる
  • 理にかなったタスクマネジメントが可能

というように「自分という媒体」をどのように操縦すれば良好な人間関係が構築できるのか、自分のスキルの限度がどこで何ができるのか?ということを事前に理解できていることで、準備や相手への思いやりを持つ「余裕」を持てるということですね。

メタ認知を向上する為のセルフモニタリング

では、このメタ認知能力を向上する上で”何をするべきなのか?”ということについて次はお伝えします。実はメタ認知能力の低い人は「自分のことを知りたくない」と考える傾向があるそうで、そもそも自分のことを自分で知ろうとせず、

自分のことを理解してくれない
周囲の人間が悪い

という考えになってしまいがちだそうです。そうなると自ら成長する機会を失い、ネガティブ思考から抜け出すことができなくなってしまいます。いわゆる「原因論」ってやつですね。まずは自分を素直に「認めてみる」という事から始めましょう。そのためのTipsとして下記2つを紹介します!

マインドマップを作る!

これは自分の外部にある知識のインプットや、自分の内面にある感情や思考のアウトプットを記録し、自分の思考ぐせを知ることで改善を測る方法です。マインドマップは、用紙の中央に議題となるメインテーマを配置して、テーマから連想されるアイデアや情報を線で繋げながら、分岐させるように放射状に展開していく思考方法です。詳細は下記をご覧下さい!

マインドマップの書き方と4つの活用事例(図説あり)

https://cacoo.com/ja/blog/how-to-mind-map-and-utilization-scenes-for-beginners/

自分と会話する!

チルメン
チルメン

「ええ!!?一人で喋るの?」と思った方もいるでしょう。そうです。一人で喋るんです。

もう一人の自分を乖離させた状態で、自分に話しかけるという状態です。自分に自信が持てるようになるそうでアメリカの研究でも結果が出ており、あの「タモリ」や「イチロー」も実践しているそうです。独りごとが多い方とかは、無意識に自然とやってるみたいですね。これは勝手なイメージですが頭いい人ってなんか独り言多くないですか?(笑)

まとめ

いかがでしたでしょうか?人は自分一人では生きてはいけませんし、常に周りの環境や人が「自己を形成」しています。自分が悩んでいたり、イライラしがちな時は自分を俯瞰で見つめ、内観し、適切な感情のコントロールをすることでただ落ち込んだり、悩むだけの無駄な時間を短縮し、仕事もプライベートもさらに前向きに、楽しんでいけるようになれたらいいですね。

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